岡庭 潤(Jun Okaniwa)
車載システムエンジニアとして、顧客要求をシステムとロジックの設計に落とし込み、開発者に渡し、その成果物を検証しています。
Bosch JapanでSoftware System Designerとして働いています。車載システムの専門性に加え、エンジニアリングデータプロダクトの開発を自ら手がけています。顧客要求とソフトウェアの実装データを結び付ける調査支援システムを、Python、PostgreSQL、FastAPIで設計・構築しました。そのワークフローを、人によるレビューのもと、関連する4つの車載プロジェクトに適用しました。
職務経歴
Software System Designer
Bosch Japan · 2024年4月 – 現在
- 事実を追跡可能な形で取得するため、リレーショナルデータと固定SQLを中心とするエンジニアリング調査システムを設計しました。ツールの仕様を明示し、LLMの役割を質問の振り分けと引数の抽出に限定しました。
- Pythonパーサー、PostgreSQLのスキーマとデータベース生成、FastAPIバックエンドの開発を、初期段階では1人で担当しました。システムをコンテナ化し、プラットフォームチームが用意したAzureリソースにデプロイしました。
- データベースとSQLによる調査を、人によるレビューのもと、関連する4つの車載プロジェクトに適用しました。うち1プロジェクトの手作業で作成されたレポートと比較し、評価対象の範囲内で確認済みの指摘を再現するとともに、見落としと誤った指摘を特定しました。
- ASPICE準拠のプロセスのもとで、車両レベルの顧客要求をソフトウェア変更仕様に落とし込み、ロジックの変更、信号インターフェース、機能間の依存関係を定義しています。
- ベトナムの開発チーム、インドのインテグレーションチーム、ドイツの関係者と、設計レビュー、検証、不具合調査に関する調整を行っています。
Software System Designer Intern
Bosch Japan · 2023年4月 – 2023年12月
- 車両試験の時系列データを用いたLSTMベースのモデリングプロジェクトで、車両ドメインの担当としてベトナムのAIチームと連携しました。
- 信号の意味、計算上の依存関係、成立条件を分析してモデル入力の候補を提案し、ドメイン上の制約を英語で伝えました。モデルの実装と学習はAIチームが担当しました。
学歴・研修
Bosch
Data Enginyst — 社内研修プログラム、550時間、データエンジニアリング・分析 · 2025年10月 – 2026年7月
芝浦工業大学
修士(工学)、機械工学 · 2022年4月 – 2024年3月
芝浦工業大学
学士(工学)、機械工学 · 2017年4月 – 2022年3月
VAMK(Vaasa University of Applied Sciences)、フィンランド
留学、機械工学 · 2020年1月 – 2021年1月
スキル
- プログラミング・データ
- Python・SQL・PostgreSQL・リレーショナルデータモデリング・再現可能なデータパイプライン
- アプリケーション・クラウド
- FastAPI・Docker・Microsoft Azure・Git
- AIシステム
- 固定SQLと明示的なツール仕様による検索設計
- 車載エンジニアリング
- 要求分析・影響分析・システム・ロジック設計・ASPICE準拠の開発プロセス・IBM DOORS・車両制御ユニットの不具合解析・Vector CANoe・ETAS INCA・ETAS MDA
各スキルは、その裏付けとなる業務を行った職務の下に記載しています。レベル、年数、評価は付けていません。
語学
- 日本語 — ネイティブ/バイリンガル
- 英語 — 業務で支障なく使えるレベル(Full professional proficiency) (TOEIC Listening & Reading 890点(2022年5月))